犬の社会化が出来る保育園は川崎市の犬家保育堂

 



トレーニング


貴方は「トレーニング」というとどんなイメージをお持ちですか?
警察犬や盲動犬の様にキビキビと動く犬でしょうか?それともアジリティやディスクでハンドラーの指示一つで遠い距離でも指示が通るイメージでしょうか?トレーニング(躾)には色々な方法があり、おやつを使ったり使わなかったり、叱らない方法や逆に体育会系の厳しい方法もあります。どれが良いかは飼い主さんの考え方+愛犬の性格次第なのですが、ひとつ覚えていて欲しい事があります。
新しく子犬(または成犬)を迎える時、値段や性別だけでなく、犬種の特性を知ってください…と他のページでも書きましたが、例えば「テリアは吠える」と犬種特性に書いてあったとしてもそれはあくまで目安だと言う事を覚えていてください。
犬種は人で言えば人種と似ています。肌の色や目の色、背格好、食べ物等、人も人種によって違いが有ります。「日本人は真面目で器用」と良く言われますが、全ての日本人が真面目で器用な訳ではありません。
「黒人はスポーツ万能で、音感に優れダンスが上手い」からと言って、全ての黒人が足が速くて歌が上手くてダンスが上手だとは限りません。
あくまでも総合評価だと言う事を覚えていてください。
最終的にはその犬その犬を良く観察して判断する事が大切です。
我が家には3頭のジャックラッセルテリアがおりまして、同じ犬種で親戚関係にありますが、3頭とも全く違います。スイッチが入ればハイパーになるのは同じ(笑)かもしれませんが、スイッチが入る条件が違います。吠える事もありますが、やはり吠える状況に違いがあります。犬は人の言葉は話せませんが、ボディランゲージと言って、気持ちを行動で表していますので、それを見逃さない事は大切です。


「トレーニング」をやる時は、
①焦らず ②コツコツと ③楽しく やりましょう!
飼い主さんが楽しく出来なければトレーニングは続きません。また飼い主さんが怖い顔ばかりしていては愛犬も楽しくありません。それから大切なのは「続ける事」パピーの時躾教室に通って出来るようになったからもう大丈夫!ではありません。犬だってやらなければ忘れます。時折反復練習する事こそ、愛犬との絆を深める事につながります。犬のトレーニングは一生続くと思ってちょうど良いかもしれません。逆に言えば犬は一生成長出来るという事でもあります。