昨日の「犬家保育堂ブログ」で「健康管理」について書いたので、今日は「動物病院」について少し触れたいと思います。
「貫太郎」はご覧の通りとても元気にしていますが、実は動物病院を変えた事で病気が見つかりました。
最初はお腹の小さな発疹だけだったのでいつもお世話になっている近くの獣医さんに診ていただいたのですが、「何だろうね？」という感じで塗り薬をもらって帰ってきました。
一度は小さくなった発疹でしたが、1週間後また大きくなってきました。
そしてそれに気付いたのが週末だった事もあり、診療している別の病院を訪ねました。
少し嫌な感じがしたのも事実でした。
初めて「貫太郎」を診てくださった先生は、直ぐに「縫合糸反応性肉芽腫の可能性があります」とおっしゃり、病気について詳しく説明してくださいました。そして数日間様子を見て、間違いないということで手術となりました。
この病気は診断が遅くなり、全身に腫瘍が増えてしまう最悪のケースもあるそうです。
悪性ではないのですが、かなりたちの悪い病気です。
日本の動物病院は専門科がある所はほとんどありません。
獣医さんは犬・猫などの多くの動物の全科を担当しなければなりません。
ヨーロッパでは動物病院も総合病院になっていて各科で受診できるそうです。
それぞれの獣医さんも得意分野があるはずです。
ですから動物病院は使い分けをしても良いのではないか？と私は思います。
特に手術を必要とする治療の場合は設備と経験の両方が整った動物病院をお薦めします。
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犬家保育堂
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